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2005年12月30日

年の暮れ

年の暮れとは言いながら、一向にそのような雰囲気にもならず、いつも通り仕事しています。少なからずトレンドとか言うものに関わりながら仕事しているようで、結局のところ世の中を傍観しているだけで、その渦中にいない自分がおかしくも思えます。

投稿者 moonbalance : 14:19

2005年12月29日

「SferaBarSATONAKA」

20代の頃はよくバーで飲みました。ほとんど毎日のように何処かしらのカウンターで飲んでいました。そこにはいつもの顔があり、他には無い特別な世界がありました。
この頃は旅先のホテルで飲むくらいで、特に京都に居る時にバーで飲むことは滅多にありません。思えば寂しいものです。
そんな僕が久しぶりにバーをデザインしました。
Sferaの真城さんとBarMOONの里中さんのクセモノ二人が一緒にBarをするということでデザインさせていただきました。
”月の残像”というテーマでデザインしました。陽の光りを反射しない新月の夜も記憶の中にある月はその残像として残るものです。究極の光りは闇の中でしか感じることができないもので、もはやそれは記憶でしかないと思うのです。
今までのConceptや手法に頼る事なく、全く新しいこと、挑戦的なこと、好き嫌いがはっきりするようなデザインにしました。ここが、デザインの議論の元になれば良いと思います。
とにかく、「SferaBarSATONAKA」が出来たことで僕も京都で飲むことが少しは増えるでしょう。良いのか…悪いのか…

投稿者 moonbalance : 10:58

2005年12月28日

江戸について/Part 1

今、東京は両国で岩盤浴のデザインをさせていただいています。江戸東京博物館前の北斎通にある”江戸遊”という名前の大規模な銭湯の全館リニューアルに先駆けて、フロアーの一画に『青海波/SEIKAIHA』と言う岩盤浴のコーナーを造っています。
この仕事を始め、ここのところ東京の下町と言われるところに行くことが増えています。そこで感じることは、東京には江戸という街が現存するということ、現在我々が知る東京とは違う文化圏があるということを感じます。…続

投稿者 moonbalance : 10:04

2005年12月24日

雪について

長期予報に反して、ここのところ全国各地で何十年ぶりというような記録的な大雪に見舞われています。予報は、あくまでも予測でアテにはならないものです。人間が自然を把握することなど到底無理なことなのかも知れません。
元々雪の多い街の人には怒られますが、雪には心引かれます。もちろん音さえ飲み込んで、すべてを白の世界に変える雪の美しさのせいでもありますが、人々の生活を閉じ込めてしまう圧倒的な力に自然に対して謙虚になり畏敬の念を感じるからです。
徐行運転の新幹線の中から米原〜名古屋間の雪景色を見ていると、雪の下でひっそりと息を潜めてこの雪が通り過ぎるのを待つ人達の姿が見えるようです。

投稿者 moonbalance : 08:46

2005年12月16日

光の塔 竣工

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先程、修善寺温泉渡月荘金龍宙-SORA-に、そのデザインを象徴するエントランスゲートが新しく「光の塔」として完成しました。

空に向けて昇華してゆくイメージを質量のある石から透明な硝子に変わっていく様で表現しています。

製作は地元中豆建設とフジザイレックスの富士工業株式会社の共同作業で行われました。中でもこの光りの塔は工場で1/1のスケールでモックアップをして検証し、そのうえで現地に備え付けるという方法を試みました。この方法によって完成度を高めていけるばかりか、クライアントとのイメージの共有が現実レベルで可能になります。建築は現場で組み立てるものという常識がこれによって今後変わってゆく可能性を秘めています。

富士工業株式会社のホームページで完成までの様子を収めたビデオをご覧頂けます。→こちら

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moonbalance staff

投稿者 moonbalance : 15:09

2005年12月14日

Sfera Bar SATONAKA open!

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Sfera Bar SATONAKA 12/23 19:00 Grand Open !!

辻村がデザインしました RICORDIとENOTECA RICORDIと同じ
Sfera Buildingの3階に 新しく「Sfera Bar SATONAKA」が
オープンいたします。

コンセプトは月の残像、漆黒の湖。
微妙な照明効果によって演出される薄闇の世界。

moon balance staff

投稿者 moonbalance : 14:08

2005年12月05日

「室内」12月号

室内」12月号 工作社

“畳のモジュールを活かしてピンクや光る畳縁で遊ぶ”のタイトルで辻村のインタビューが掲載されております。
日本の建築にとって、また日本人にとって大変親密な素材である”畳み”対する辻村の考えがうかがえます。
moonbalancest


投稿者 moonbalance : 17:05

2005年12月03日

SARA

京都デサイナーズウィークのイベントの一環で建築のプレゼンテーション展が北国銀行で開かれました。
僕は、愛知県犬山市で計画しているレストランカフェを併設したシニアホームのSARAのプレゼンテーションを出展しました。
模型とビデオプロジェクターを使って、街の中で街の暮らしと関わりながら生活するシニアホームの未来を提案しています。

僕はかねてから身障者や老人など社会的弱者の為の施設をデザインしたいと考えていました。
今まで僕の知る限りのこういった施設は、そこにいる人達よりケアする側の便利さや使い安さをベースにデザインされているように思います。もっとひどいところはそれさえ考えず無味無臭な経済効率のみを追究したとしか考えられない施設も少なくないようです。
SARAではこのような環境で生活する人達の側に立って総てをデザインすることから始めます。まず自分が介護される側にたってどのような環境で生活したいかを考えます。自分が年を経てこのような施設で生活するならば…を考えてデザインします。このようにして当たり前でそれゆえに画期的な施設をデザインしています。来秋竣工予定です。この施設のデザインについてはまた書きます。

投稿者 moonbalance : 23:40

無題

鉄筋の数を減らしたり、女の子が学校帰りに襲われたり、僕たちは何と言う恐ろしい時代に暮らしているのだろう。
最近は、この手のニュースを見ると本当に吐き気をもよおす。これは、どうゆう感情か?今までモニターの中の他人事と流していたものにリアリティを感じる年齢になったからか?自分の中にある同様の人間性に顔をしかめるからか?
オスカー・ワイルドが『ドリアン・グレイの肖像』で精神の病を肉体をもって癒し、肉体の病を精神をもって癒す。精神の病を官能をもって癒し、官能の病を精神をもって癒す。という意味のことをいっている。
感慨深いものである。昔読んだものが突然現れたりする。

投稿者 moonbalance : 23:18