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2006年03月23日

2006 Milano Salone「Waterscape-水の情景-」

Waterscape.jpg

 今年のミラノサローネでは、イタリアのロンバルディア州の地域産業法人(ente mostre di monza e brianza s.r.l)からの依頼により、地元水洗カランメーカーであるスカラベオ(SCARABEO CHERAMICHE s.r.l)の展示ブースの空間構成をさせていただきます。(メーカーHP→http://www.scarabeosrl.com)

この企画は、エコメイドをコンセプトにイタリアの地場産業のメーカーと日本人デザイナー5人のコラボレーション-異質な文化の融合-が実現したものでもあります。
ミラノサローネ後には、日本への巡回展示も計画しています。

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スクリーン 3.jpg

 サローネにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。
                                   
                  
                                 辻村 久信

投稿者 moonbalance : 15:45

2006年03月18日

「SOUSOU」

辻村が参加しているコラボレーションの一つに「SOUSOU」があります。
テキスタイルデザイナー脇坂克二さん、ファッションデザイナー若林剛之さんと共に4年前にスタートさせました。→SOUSOU

今回 台湾の最大手書店の「誠品書店」の雑誌「誠品好読」より巻頭特集でSOUSOUが組まれ、インタビューを受けました。

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Q1辻村さんがSOUSOUのモノづくりをされるとき何か意識されることはありますか?

デザインは常に誰かのためにあります。SOUSOUのデザインは、日本の伝統や文化を“今の人達”に向けて、プレゼンテーションする事です。

Q2 SOUSOUのショップのデザインコンセプトは何ですか?

コンセプトはまさに、『伝統の軸線上にあるモダンデザイン』であります。
また、空間として想像する時、心がけることは、以下のようなことです。
計画は単純にする事、抽象性を貫く事、そしてイメージの飛躍を助けること。
素材は、時間を経て美しく朽ちていくもの、使い込むほどに味の出てくるもの、しかしその手仕事に逃げていない完成度の高いもの。

Q3 SOUSOUらしい建築とはどんなものですか?

もちろん、私達日本人の木と土と紙を使った建築文化に起因する建築であります。そして、環境と一体となり、簡素で柔らかい、包容力のある建築ではないかと考えています。

Q4 3人でやられていてどんなメリットがありますか?

共感と差異、この繰り返しの中で新しい自分の発見があります。

Q5 辻村さんにとって京都とはどのような街ですか?またデザインしていく上で何か影響を受けられますか?

私にとって京都とは、逃れられない呪縛のようなものであります。
しかし、また私自身のアイデンティティでもあります。

Q6 次に計画されていることは有りますか?

SOUSOUの家を創ってみたいと考えています。
住宅は、そのもので暮らしが完結するものではなく、社会と環境と一体となって生活を考えるべきであると思います。江戸の長屋のような空間が出来ればと考えています。
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投稿者 moonbalance : 14:26

「環境・建築の関係性ついて」

 私は、建築を生業としながら、環境の中で新しく作り出す造形物について幾場しかの疑問を抱いている。
 一人の人間がその環境に影響するような建物を造ってよいものだろうか?常に考えている。
 インテリアデザインはクライアントとデザイナーの隔離された世界であると思っているのでその世界の自由度は高い。
 しかし建築はその当事者だけではなくそのプロジェクトにまったく関係ない人達にまで影響することになる。
 たとえばその建築の側で育つことになるであろう子供たちの情緒を形成することの一端をその建築に対する美意識が担うことになるのであるそのような責任を施主や一建築家が負うことができるだろうか
 私の建築は、環境に同化すること または、同化してゆけるものを最低限の条件としている。

(辻村が以前受けたインタビューより、環境・建築について抜粋)

投稿者 moonbalance : 14:24

「住宅について」

 私が住宅をデザインするのは極限られた共通する趣味を持ったクライアントだけです。
 それは、商業施設などと違って住宅のデザインに成功とか失敗とか端的に判断するものがなく、気に入るもしくは、いずれ気に入っていく過程のようなものを共有できるかということが創作の大部分を占めるからです。
 私の設計するいくつかの住宅のデザインに共通することは、厳密にいうと未完成であるということです。
白い上質のキャンバスのような、スッターターキットのような、住人が住人の暮らしの中で変化してゆくことができうる許容範囲を持った(または、包容力のある)デザインであるということです。
 私にとって住宅デザインはクライアントと最初のスタートラインを創ること未来に対するベクトルを決めることにあるのです。

 設計理念としては、計画は単純にすること、抽象性を貫くこと、そしてイメージの飛躍を助けること。
 使用する素材は、時間を経て美しく朽ちていくもの、使い込むほどに味のでてくるもの手の質感を感じるもの、しかしその手仕事に逃げていない完成度の高いものを使うようにしている。

辻村 久信


(辻村が以前受けたインタビューより、住宅について抜粋)

投稿者 moonbalance : 14:21