SPACE&ARCHITECTURE

I・K・U 青山

ikuminamiaoyama

Casual/カジュアルは「気軽に格式ばらず寛いでいる感じ」の意味を持ちますが、
その状況を表層的に捉えると、高級感や上質感とはかけ離れた無頓着でくだけた、ルーズなイメージを持ちます。

しかし、「カジュアルな環境」となると、体感するものの文化的背景や世代間において様々なシーンを創造できます。
「大人のリラックスラウンジカフェ」をテーマにデザインされたI・K・Uは、
様々な文化、様式、素材や技術に対する知識を持った、いわゆるデザインリテラシーの高い「大人」がリラックスして楽しむ事のできる「上質なカジュアル空間」を創っています。

空間を構成するマテリアルは、土、木、紙などの天然素材で、しかもできるだけソリッド(塊)を使い、人の手技によって加工された物を使用しています。

3階にはオーガンジーの生地に蓮の柄の和紙を溶着した特注のカーテンや、無垢のオーク材に胡粉色の顔料を刷り込んだ床、壁、天井の木材、手作業による型板ガラス、ドライウォッシュ式の洗い出し仕上など、普遍的な素材に、現代の技術を重ね合わせる事で、カジュアルな空間に上質さを附与しています。

屋上は空に開けた空間を利用し、撥水性を高めたレース生地、ファブリック生地や、耐水性の高いイタウバ材、最小径のスポットライトなど、自然環境の中に最小限の機能を加える事で、上質さを演出しています。

その空間に身を委ね、時を過ごす事で感じる質の高さこそ、「大人」がリラックスして楽しむ事のできる「上質なカジュアル空間」なのだと思います。

物件詳細 Details

PLACE
3F,6-1-24,Minamiaoyama,Minato-ku,TOKYO
YEAR
2015
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Photo: 繁田諭写真事務所