土屋鞄製造所 六本木店

Tsuchiyakabanseizousyo Roppongi

PHOTO : 繁田諭写真事務所/繁田諭

SPECIFICATIONS

所在地
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア3階
3rd floor, Tokyo Midtown Galleria, 9-7-3 Akasaka, Minato-ku, Tokyo 107-0052
WEBSITE
https://www.tsuchiya-kaban.jp
竣工年
2020
階数
3F
フォトグラファー
繁田諭写真事務所/繁田諭

NOTES

土屋鞄製造所六本木店/モノづくりの気配が感じられるアート空間

世界を舞台に活躍する文化人やアーティストが集うクリエイティブな街であり、高感度な消費者が多数居住するハイクラスな住宅地としての顔も持ち合わせているアートとデザインの街、六本木。ホテル、美術館など、130に及ぶ商業店舗、オフィス、住居、病院、公園などが集約された複合施設である東京ミッドタウンの商業施設3階ガレリアに土屋鞄製造所六本木店はあります。
手造りで丹精込めた素焼き煉瓦による組積造のファサードデザインは、圧倒的な面積で土屋鞄製造所のアイデンティティーを表現すると共に、その幾何学な透かし積みの隙間から観る人の位置(視線)の移動によって店内の様子が垣間見れる様に制御され、入店動機を想起させます。
店内は、ファサード同様の素焼き煉瓦による組積造の壁と左官の壁、楢の縁甲板と混凝土タイルの床、経年変化でより深くなっていく鉄媒染による無垢材の天井で構成された自然素材を主にした半工業製品(product)による手仕事の集積で環境を創ります。
壁面ディスプレイと相対的に配列された中央什器は、気軽に座りやすく立ちやすい高さに設定したスツールとダイニングテーブルの様な設えで、暮らしの中の一場面を想像する様にお客様とコミュニケーション促進することを狙っています。また、このスツールは、レジバックの革をステッチしたドレープカーテン同様オリジナルデザインで、暮らしの道具として土屋鞄製造所のブランディングの一如を担っている。
リペアのコーナーでは、直ぐに使うことのできる様整理整頓された道具と物づくりの気配を感じる革素材の置かれた職人の工房の様な環境を創り、それ自体がアートを展示するギャラリーの如く土屋鞄製造所のライフスタイルをも体現している。
土屋鞄製造所六本木店におけるアートのある生活とは、ものづくりの気配が漂う空間で、鞄つりの暮らしが垣間見れる環境を創ることです。
ショップは単に商品を展示して販売する場所から、ブランドそのものをお客様と共に体験する「場」へと変容していきます。