整形合板の技術を使った木製スタッキングチェア/組kum・天童木工

Kumu

PHOTO : 繁田諭写真事務所/繁田諭

NOTES

「菱葺の寺」の集会所の為にデザインされた積層合板の集成材の小椅子です。

前脚から背中へ、後脚から肘掛けへ、座面、この三つの部材の組み合わせでこの椅子はできています。様々なレイアウトに対応できる様に軽く持ち運びが容易で、スタッキングできることで収納にも長けたデザインにしています。座面の樹脂製のメッシュシートは本来椅子の座面のクッションの内部構造に使われる物ですが、そのまま使用することで軽量化とその素材から座り心地と清涼感を演出しています。

「組 kum」は、2002年に発表した座椅子「環 kan/天童木工」の延長線上にあるダイニングチェアです。

SPECIFICATIONS

WEBSITE
https://www.tendo-mokko.co.jp/
設計
辻村 久信
製作
株式会社天童木工
マテリアル
橅材 積層合板ウレタン仕上げ 
ウェビングシート ポリエステルPVCコーティング
撮影
繁田諭写真事務所/繁田諭