AMACO CAFE ザ・ゲートホテル京都高瀬川店

AMACO CAFE THE GATE HOTEL KYOTO TAKASEGAWA

PHOTO : 下村写真事務所

SPECIFICATIONS

所在地
〒604-8023 京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2 立誠ガーデンヒューリック京都1階
Rissei Garden Hulic Kyoto 1F, 310-2, Bizenjimacho, Kawaramachi Higashiiru, Takoyakushi-dori, Nakagyo-ku, Kyoto 604-8023
WEBSITE
https://www.nishiri.co.jp/amaco/
竣工年
2020
階数
1F
フォトグラファー
下村写真事務所

NOTES

「京つけもの西利」が永年の「発酵」研究を通じて培った技術力を活かし開発した「AMACO(あまこう)」は、お米と麹でつくった「甘麹」を、更にラブレ乳酸菌で発酵させた「乳酸発酵甘麹」を使って作るスイーツやパンなどのラブレ乳酸菌ブレンドです。元立誠小学校跡地に開発された商業施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」1階のamaco cafe は、西利のラブレ乳酸菌ブランド「AMACO」のパイロットショップです。様々なAMACOのスイーツやパンを使った料理をテイスティングできるcafeでもあります。

京都に現存する最古の鉄筋コンクリート造校舎を商業施設にリノベーションされた立誠ガーデンヒューリックは、その継承された構造や意匠を最大限生かした計画で、与えられた空間にも構造の梁や窓など竣工当時の意匠が残されていました。amaco cafe もAMACOも核である「発酵」をキーワードに、床壁の鉄分の錆を含んだ大谷石、錆びていく真鍮、そして白樺の木「経年美化」していく素材と家具やオブジェクトを与えられた空間に「挿入」することで、新旧の接点で生まれるハレーションのような効果で空間を構築しています。

家具デザイナーの近藤俊介との出会いから旭川で家具を作ることになり、源である原木に出会う旅での「木を切らない木樵・清水省吾」との出会いから、白樺プロジェクトに賛同し白樺のみで空間を作ることを試みました。木と暮らしの工房代表鳥羽山聡さんをはじめ多くの旭川の方達の思いがこの空間に宿っています。

 

「白樺プロジェクト」

白樺は北海道のイメージを彷彿させる代表的な樹種であり、北方圏のさまざまな民族で古くから使われてきた歴史があります。用材のみならず、樹皮、樹液、葉、根など一本丸ごと利用可能な樹木です。森の中でも身近な木で50年程で成長し、荒地にも育つパイオニアツリーです。しかし現状では、殆どがパルプ材として消費されています。そんな白樺を、多種多様な樹種の中からの単なる一つの選択肢と考えるのではなく、身近で豊富で持続可能で、多様な恵みを与えてくれる資源として再評価し、産業として、文化として地域の生活に根付くことを目指します。森林や林業の現場から、森林の恵みをお客様に伝える現場までを結び付けることにより、地域による多様な白樺関連の6次産業化を目指します。