NOTES

豆腐の清さ、白さ、柔らかさ

素材を繰り返す丁寧な仕事により昇華する

その限界で保たれる立方体は美しい

豆腐から導き出されるイメージの集積が、与えられた環境の中で焦点を合わせるように空間を創る

無垢の桐と手漉きの和紙、シームレスな白い壁と建築の記憶としての混凝土

四角い輪郭持った低座椅子

やたら編みの竹笊でできた衝立

領域を滲ませる源の不確かな光に包まれる空間

沢山の人達の笑い声が聞こえる

偶然のように出来上がる環境は必然を纏っている