無題

2005-12-03

鉄筋の数を減らしたり、女の子が学校帰りに襲われたり、僕たちは何と言う恐ろしい時代に暮らしているのだろう。
最近は、この手のニュースを見ると本当に吐き気をもよおす。これは、どうゆう感情か?今までモニターの中の他人事と流していたものにリアリティを感じる年齢になったからか?自分の中にある同様の人間性に顔をしかめるからか?
オスカー・ワイルドが『ドリアン・グレイの肖像』で精神の病を肉体をもって癒し、肉体の病を精神をもって癒す。精神の病を官能をもって癒し、官能の病を精神をもって癒す。という意味のことをいっている。
感慨深いものである。昔読んだものが突然現れたりする。

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