京都造形芸術大学環境デザイン学科のインテリアが出来て11年、沢山の卒業生がデザインの世界で頑張ってます。
宮崎椅子製作所の宮崎悠輔君もそのひとり。
彼は、卒業制作をゴミと間違われて撤去されるという逸話を持っている豪快な人物です。
そんな宮崎君が、IFFT / Interior Lifestyle Livingでデビューした自身のデザインした椅子TRIを持って事務所へ来てくれました。
畳でも使える二本の橇脚(そりあし)で、カンチレバーで座面を持ち上げたミニマムなデザイン。
ここに行き着くまでに膨大な考察と検証に基づく作業量に脱帽です。
暖かい彼の人柄が出ていて、きっと誰からも愛される椅子になるでしょう。