空虚の坩堝=変成の力

2008-01-15

明けましておめでとうございます。

日本人には零にする能力を持っています。
何も無いという状態を創る事で、新しいものを受け入れ変えていく能力を持っています。
自分というものを投げ出す事はとてつもなく恐ろしい事です。築き上げたものを捨てる事は事の大小に関わらず勇気のいる事です。しかし、その事に執着している事、その事は実は本質から離れていっている事になっているのではないかとも思えます。

初詣でお参りする神社の拝殿にあるものは鏡、榊に白い紙を切って垂らした御幣だけ、何も無い。ほんとうは伊勢神宮の内宮の中に奉られている三種の神器さえ誰も見た事の無い。実は何も無いのかもしれないと思っています。その何も無い空虚の坩堝に意思を感じ、様々な新しい解釈を感じる事が出来る。
実は、この事が日本人にしかない能力なのではないかという気がします。
日本のoriginはそこにあるのではないかと考えています。

平成20年 空虚の坩堝は変成の力に変わると信じます。

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